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岩戸三社物語~命をつなぐ女神たち⑦ 上宮編 愛する二柱

その半島に「豊玉姫」さまを祀っているところは
数少なく 上宮となる その地のお社の名前も違っております

標高822mの中腹にあり、道は荒れ、古(いにしえ)の時に流れていた川も枯れ、
木々が覆い、うっそうとしております
大きな磐座があり、そこには地元の人たちが祀ってある仏像もありました

そのお社の名は「オトヒメ」

オトヒメ・・・竜宮城の乙姫さま?

竜宮城の乙姫様は「豊玉姫」さまの事です。

海神・大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘で、神話の山彦(火遠理命(ほおりのみこと))さまと結婚しました
山彦様は 昔話の「浦島太郎」と言われていますので、竜宮城の乙姫様は豊玉姫さまのことになります

豊玉姫さまは山彦さまとの子供の出産のときに、けっして出産の姿をみてはいけないと約束したのに、山彦様は、その約束を破り鵜の羽で作られた茅葺(かやぶき)の小屋の扉を開け、出産する姿をみてしまいました。

そこにいたのは身をもがく巨大な八尋和邇(ヤヒロワニ)※巨大なサメ・もしくはワニ でした。

覗かれた事を知った豊玉姫は、それを恥じて子供を残し 海神の国との境界を閉じて
綿津見の宮(竜宮城)へと帰ってしまいます。

お二人の子どもは 「豊玉」の「玉」に「依る」 つまり 母である豊玉姫さまの代わりに
「玉依(たまより)」姫さまに育てられることになり 玉依姫は やがては妻にもなります

そのお子の名は 鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズ)さまで
後に「神武天皇」の父となります

柳田邦男氏の日本各地にある「織姫(機織姫)」伝説をまとめると
①人里離れた清い泉の畔で若い娘たちが、神さまの布を織り捧げる
②時がたち、縁起が一切忘れられ、竜宮の乙姫が布を織るという伝説
に変わっていった流れがあると言います。

何故、縁起が忘れ去られたのでしょう?
忘れ去られたのではなく元々の話が純粋に残っていただけではないでしょうか

山彦さまが浦島太郎だとして
浦島太郎も 開けてはいけない玉手箱をあけます

約束を破るという昔話は沢山あります
天女の羽衣の話もそうですし
「鶴女房」もそうです。
鶴を助けた若者と その鶴が人間に化け 若者と世帯を持ち その鶴が機(はた)を織り生計を助ける
若者に 織っている時の姿を見てはいけないと 言ったにも関わらず若者は 約束を破り、
やがてその女房は 泣く泣く別れを告げ、姿を消す という物語です。

愛し合っても 約束は約束。
異界の者たちの 恋愛には 厳しい掟があったのでしょう。
それらは やがて 様々な物語として変化し
最終的には
七夕の「織姫と彦星」として語られたのでしょうか

織姫は豊玉姫 
彦星は山彦さま 

妄想は膨らみます(笑)

この地は 昔から織物で有名な地でした
「まお・からむし」というイラクサ科の植物が野生し
それは皮のある茎を蒸して麻織物の原料となる植物であります
昭和初期、遺跡発掘の際に、痕土器の中に繊維が残されているという事実がありますので
古代より畑に栽培され 織物の盛んな地域であったいう証拠ともなり

それはやがて 木綿に変わり、中世末頃から近年まで
織物も盛んで その娘たちが この姫神さまを慕い、感謝のしるしや織物の腕をあげるために
お社に参拝したといわれています

織子の娘たちに 伝えられた唄があります

オトヒメさんは トンコロリン トンコロリン
機(はた)を 織る
その布の先は よけれど
何形つけて 着せましょう
前には 弥帆の帆柱
後ろは 象牙の釣り船
片袖は 梅の折り枝
又 片袖は 玉手箱 玉手箱
開けてみたれば
印花布(いんかい)
七夕 寐て(ねて)ござる

※印花布(いんかふ)とは 更紗[サラサ]で模様を種々の色で染めた布地 のこと
※弥帆(やほ)とは 昔の小さい和船のこと

語り継がれた この唄からも
玉手箱 七夕
という言葉が 物語と一致します
そして
寐て(ねて)ござる というのは「寝る」という意味であり
七夕に ご夫婦が 会い 愛を通わせることだと思います。
わらべ唄が証明する愛の形です

のちに豊玉姫さまがと山彦さまと 別れる時にお互い送った歌があります
 
山彦様へ
「赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装ひし 貴くありけり」
  意味:付けてい赤玉(珊瑚)は紐さえも輝いてみえるが、それ以上に貴方は白玉(真珠)の如く高貴にみちて美しく輝いています
豊玉姫様へ
「沖つ鳥鴨著く嶋に 我が率寝し妹は忘らじ 世の尽も」
※海神の住む国で ともに寝た愛しき妻よ。私は貴女を忘れはしない。たとえこの世が終わってしまっても

この謳(うた)からも 本当に、ご夫婦が愛し合っているのが分かります
やがて
この地で お二人は 「赤龍」と「白龍」となり
「赤龍」は山上に 「白龍」は山裾に 
今も石碑が残っています。

つづく

最後まで読んで頂きありがとうございますm(__)m
貴方様のご多幸をお祈り申し上げますm(__)m






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